予防医療

-ワクチン-

犬の混合ワクチン
かってしまうと致死率の高い病気をワクチンで予防することができます。
基本的に子犬では一か月間隔で3回、成犬では年1回の接種をお勧めします。

  • 犬ジステンパー
  • 犬アデノウィルス
  • 犬伝染性肝炎
  • パラインフルエンザ
  • 犬パルボウィルス
  • 犬コロナウィルス
  • 犬レプトスピラ  黄疸出血型
  • 犬レプトスピラ  カニコーラ型

犬レプトスピラに関しては、人にもうつるとても怖い病気ですが関東地域での都市での感染は稀ですので接種しない選択もあります。

狂犬病ワクチン
4~6月に接種することが法律で義務つけられています。人もかかればほぼ100%死亡するとても怖い病気です。幸い日本ではここ数十年発生はありませんが、世界中で毎日狂犬病で人が亡くなっています。台湾でも数百ここ一年で数百頭の発生(犬だけではありませんが)認められ、対岸の火事ではなくなってきています。

猫の混合ワクチン
猫にとって重篤な病気の予防ができます。猫汎白血球減少症は全く他の猫との接触がなくても感染する可能性があります。家だけで単独で生活している猫にも是非接種してください。
子猫では一か月間隔で2回、成猫では年1回の接種をお勧めします。

  • 猫ウィルス性鼻気管炎
  • 猫カリシウィルス感染症
  • 猫汎白血球減少症

その他、猫白血病、クラミジアなどの予防ワクチンがありますが、副作用と効果との関連を考慮して平成26年現在、当院では特別な理由がないかぎり使用していません。

-フィラリア-

 蚊にさされることで、心臓に虫が寄生してしまう怖い病気です。小型犬や猫の心臓は鶏卵ほどの大きさですがフィラリア虫は10㎝程の長さになりますので想像しただけでこわくなってしまいます。一匹でも寄生しないように春から冬にかけて月一回の予防薬の投与をお願いします。
 一歳以上の犬では虫が寄生しているかの血液検査をうけてから予防初めてください。(猫では検査はいりません)。
 なお、当院では平成26年11月より7か月分まとめて購入された飼い主様にはもう一か月分を無料で進呈させていただきます。

-避妊-

婦人科の病気を予防できます。

  • 子宮蓄膿症
  • 子宮内膜炎
  • 卵巣腫瘍

乳腺腫瘍のリスクを大幅に減らします。
  犬での乳腺腫瘍の発生を避妊していない犬と若齢で避妊した犬を比べると
     初めての発情の前  0.05%
     初めてと2回目の発情の間 8%
     2度目と3度目の発情の間 26%
 ただ、早い避妊手術では尿失禁の副作用が出やすいと言われてます。
 猫でも避妊により乳腺腫瘍のリスクが減ることが判明しています。

-去勢-

 アメリカにおけるおおがかりな調査で去勢した方が麻酔、手術のリスクを考慮しても明らかに長命、長生きすることが分かっています。
それと男性ホルモン由来の病気の予防ができます。

  • 精巣腫瘍
  • 前立腺腫大
  • 肛門周囲腺腫
  • 会陰ヘルニア

猫では最近の研究で去勢した方が心筋症になりにくいことが分かっています。
 避妊、去勢ともに全身麻酔での手術ですので前もっての血液および心臓の検査が必要になります。また、どちらも手術後基礎代謝が減るため太りやすくなりますので、食事を避妊、去勢した動物用に切り替えるかカロリーを手術前より減らしていただく必要があります。