はじめに
心臓は、全身の諸臓器に血液を送るポンプのような役割を担っています。肺で取り込んだ酸素や栄養素を運ぶためにも重要で、生きていく上でなくてはならない臓器です。
高齢になってから出てくる病気の印象が強いですが、生まれたときからすでに心臓病を持っている子もいます。手術で治せるものもありますが、生涯に渡って薬と付き合っていく病気が多いです。
命と隣合わせの病気だからこそ、早めに気づき、適切な治療を施す必要があります。
心臓病などの循環器トラブル
(症状)
早めに気づいて、適切な検査・処置が実施できるようにしましょう。
吠えたり興奮したあとなど、咳が出るようになった
最近疲れやすいのか、あまり動きたがらない
以前よりもお腹が張ってきた
落ち着いているのに、呼吸がいつもよりも荒い
(検査)
血液検査、レントゲン検査、心電図、血圧、超音波検査
(処置)
強心薬、利尿剤、降圧薬、抗不整脈薬など、その子の状態に合わせた治療を行います。
(費用)
心臓超音波検査;5000円
血圧;1500円
レントゲン(胸部2枚);5000円〜
血液検査;検査項目により変動します
受診について
当院にお電話にてご予約をお願いいたします。
第2,4週目の金曜日が循環器外来となっております。
担当獣医師の紹介
獣医師: | 吉池 卓也 |
---|---|
略 歴: |
埼玉県内動物病院 副院長 日本獣医循環器学会 2019~ 東京農工大学 循環器外科 専科研修医 2020~ どうぶつの総合病院 循環器科 専科研修生 |